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設 立 趣 旨 書 |
1 趣 旨
「たった一度だけあるその子(個)の子ども時代が本当にその子ども自身のものとなりますように」このたびの法人申請の母体となる風の子共同保育園が20周年を迎えることができたときに、その存在意義をこの「ひとこと」に見いだした私たちは、今またこの「ひとこと」の意味を噛みしめています。
どんなに幼くても、人には「意思」がある。怒りや悲しみも含めた「感情」があり、その時々の「気持ち」がある−"今の自分のありのままをだせる"それを"ちゃんと受けとめてもらえた"−この実感が幼いときからもてるかどうかが、今日問われているのだと思います。
この実感は、「自分は自分である」という自信をつくりだします。"自尊心"という自信です。この自信は何かできるようになる、もしくは何かをできるようにしてやる、とか人並みに、あるいは人並み以上にできるようになる、できるようにしてやることで、「ついた」とされる自信とは全く質を異にするものです。
この自尊心を子どもが我がものにできるかどうか。それは受け手である両親をはじめとする周りの大人の向きあい方にかかっているのです。
「心」は決して先取りしたり、否定したり、いじくったりすることはできません。
「心」を無視されつづけたとき、人の精神はどうなるのか、すでにたくさんの事例が私たちに教えてくれています。
安心して自己を表現できる場所、自分で人間関係を作っていくことをまかせられ、見守ってもらえる場所、様々な精神活動を満足するまでやれる場所―そういう人の環境があるとき、子どもは「心」のエネルギーで自ら困難とたたかい、自らの心を回復し、自ら育っていくものと思います。
このことは私たち大人も同じなのではないでしょうか。
お父さん、お母さんをはじめ私たち大人が"信頼"と"肯定"の目で生きていけるように学びあいながら、今後共歩みつづけていきたいと考え、特定非営利活動法人を設立します。
2 申請に至るまでの経過
このたびの法人設立申請の母体は、風の子共同保育園です。
風の子共同保育園は1986年、子育てを始めたばかりの7人の母親たちで設立されました。
未認可のまま、保護者と職員が一緒に運営資金を作りながら、数限りない地域の方々の支援・協力をうけ、21年間歩みつづけてきました。
舞鶴市大内野と綾部市於与岐の2ヶ所の園舎を拠点として、設立趣旨に述べた内容を、さらに充実・発展させていくことを願い、発足の相談をしてきました。
平成20年7月14日、発起人会を開催し、平成20年12月11日には賛同者が集まり設立総会を開き、特定非営利活動法人ひとなす風のこっこ を設立することを決定しましたので、申請いたします。
平成20年12月11日
特定非営利活動法人 ひとなす風のこっこ
設立(代表)者 和田きよみ
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